「剥製ガーリー」

剥製を語る時、
問題になるのは、
生き物の「死について」のお話。


死後の世界ってあると思う?


私としては、死んでしまったら全ておしまい。
って思いたい。


地獄を見るのは生きてる間だけ。
キティちゃんやアンパンマン
ダークサイドストーリーを妄想するのは
大好きだけど(笑)、
「リアル地獄の業火」なんて、おぞましいかぎりだわ。


大量の白砂糖と肥大する嫉妬心に飲み込まれ、
ダークサイドに落ちてしまった
ゴディバのダークヒヨコチョコ↓




ダークサイドには封印されたいろんな物語が。。。。




「ねぇねぇ、アンパンマンの汚れた顔は、
交換した時どこへ行ってしまうの?」


「汚れた顔は消えてなくなってしまうんだよ。」

というあいまいな答えを繰り返すだけのオフィシャルサイト。

アンパンマン↓主な登場人(パン?)物↓


汚れて捨てられた用済みの顔は、
最期の力を振り絞り、
のら猫達が死に際に迎うであろう最果ての地に
集結していた。


グルテン全開のその顔は、
雨風に曝され腐り崩れ、
誕生時にジャムおじさんによって植え付けられた
偽りの正義感ももはや融解寸前。



そんな時、
悪い心を持ったブラックロールパンナちゃんと
運命の出会いを果たす。


悪い心のブラックロールパンナちゃん↓


「腐った元アンパンマン
このままで終わっていいの?
正義の名の下に、
のらりくらりと真実をねじ曲げているジャムおじさんと、
脳内餡子オンリーの操り人形でしかない
賞味期限内新鮮アンパンマン
やつらの自由にさせておいていいの?
ジャムおじさんとバタコの秘密の関係を知ってしまったために、
言葉を話せなく改造されたチーズ。。。
海馬に働きかける薬を入れた給食によって
洗脳された動物達を救い出せるのは、あなたなのよ!
機は熟したのよ!
汚れっちまった正義の名の下に!!!!」



ブラックロールパンナは天に向けて中指を立て叫んだ。



すると、あたりは瞬く間に暗黒の闇に染まった。



冷たく湿った風は次第に渦を巻き、
巨大な竜巻となりブラックロールパンナ
腐った元アンパンマンをとり囲む。



重い沈黙が2人を包み込む刹那、
ブラックロールパンナが口を開く。

「あなたはまだ小さいわ。
感じない?あなたを必要とする魂のけたたましい音が。
ほら!腐って覆い被さった瞼を引き上げてよく見てっ!」



竜巻によって時空を超えて集結する、
用済みの元アンパンマンたち。


激しくぶつかり合う腐った顔!顔!顔!


いつしかその顔は一つに混ざり合い、
狂牛病によって命を絶たれた牛肉によって
肉付けされた胴体が誕生!
国に見捨てられた兵士達の軍服で出来た
迷彩色のマントをひるがえし、
今ここに、
東京ドーム10個分の巨大な腐った元アンパンマンが産声をあげた!


「さぁ、あなたはもう元アンパンマンじゃないわ!
ゾンビアンパンマン!!!
目指すはアンパンマンワールドよ!」


こうして、ゾンビアンパンマンは、
ブラックロールパンナちゃんを背中に乗せ、
死神の臭気を放ち、
アンパンマンワールドに向けて飛び立った。


ジャムおじさんアンパンマンの運命はいかに!?



アンパンマンダークストーリーは後編に続く。。




有名なアニメでありながら、
その人間(パン?)関係には
あいまいなものが多いことでも有名な「アンパンマン」。

私は、二つの心を持つロールパンナちゃんが好き。
のらりくらりとしたアンパンマンQ&A↓
http://anpanman.jp/sekai/qanda/index.html

二つの味(チョコとカスタード)
が楽しめるロールパンナパン↓

話がかなり横道にそれたけど。。。



丹波哲郎が生前、
念仏のように唱えていた死後の世界は夢まぼろしよ。
生きてるうちが華なのよ。


死んだ後の肉体はただの抜け殻で、
剥製は、
私にとっては「とっても魅力的な抜け殻」なの。



「死」っていうけど、
どこからが「生物の死」なのかしら?


心臓が止まって暫くは髪も爪も伸びるし、
まるで生きているみたい。
腐る過程もドロドロと変化する状態を想像すると、
生きているんじゃないかとも思えたりして諸行無常

ゾンビキティ↓


じゃあ、脳死が人の死???
いやいや、全身の細胞が全部死ぬまで死んでない???

これまた難しい問題に。

語り尽くせない問題として、
今回はひとまず戸棚の中の
プリングルスの横に置いておくわ。




今回のテーマは、「アートとしての剥製」なのよ。


剥製を語るときに思い出すのは、
メメントモリ」という言葉。
この言葉を思い出させてくれるような
アート作品が好きなの。

メメント・モリMemento mori)は、
ラテン語
「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」
という意味の警句で、
「死を記憶せよ」などと訳されていて、
芸術作品のモチーフとして広く使われたり、
「自分が死すべきものである」ということを
人々に思い起こさせるために使われた言葉。


「アートとしての剥製」は
まさにこの言葉を思い出させてくれるの。



死体に手を加えることに嫌悪感を感じる人もいるので、
「剥製なんて嫌いよ!」って人は、
今回はスルーしてね。
ってここまで読ませておいて今更なんだけど。。。




私の剥製との出会いは、
正直覚えてないの(笑)。
幼い頃、
博物館で遭遇したかもしれないけど。。。

博物館の剥製達。大勢いると迫力満点↓



はっきり覚えているのは、
「アートとしての剥製」との出会い。
それは、アネットメサジェの作品!

アネット・メサジェ(Annette Messager、1943年11月30日-)
はフランスの美術家。
雑誌や刺繍、ぬいぐるみといった身近な小物を使った作品から、
機械仕掛けの大規模なインスタレーションまで手がけている
アーティスト。

そのメサジェの作品「寄宿舎たち」は、
1971-72年に製作された、小鳥の剥製を使ったシリーズ↓

寄宿舎や修道院など外界と隔絶した空間で、
子供達を純粋培養するイメージを舞台装置に、
小鳥達を自ら庇護すべき存在に見立てていて、
過去に誤って小鳥の死骸を踏んでしまった
メサジェ自身の経験が、弱きものの代表としての
小鳥のイメージに繋がっているそうです。

森美術館で行われた「アネットメサジェ 聖と俗の使者たち」
http://www.mori.art.museum/contents/annette/index.html

は素晴らしかった!!
興味ある人は是非、作品集でチェックしてみてね★


アート剥製師は日本では少ないけれど、
海外にはちらほらいて、
その中でも大好きなのは、剥製師のSarina Brewer。

http://www.customcreaturetaxidermy.com/Site/index_.html

動物の体を組み合わせて架空の生物を作り出すSarinaは、
野生生物保護に取り組んでいて、
作品を作るために動物を殺したことはないとのこと。

彼女の作品に惚れ込んで、
2点購入しました。

双頭好きな私の心を鷲掴みの「双頭ピンクヒヨコ」↓

あと、繊細な造りの「ブラックスパロウのペンダント」↓

日本の剥製師さんに。ナチュラルカラーの双頭ヒヨコも
オーダーしました。↓



同じく好きな剥製師のPolly Morgan。
http://pollymorgan.co.uk/

鳥やうさぎ、狐や鼠などの小動物を剥製にし、
ジュエリーボックスやガラス、
マッチ箱やシャンペングラスの中に収められているのが特徴的。
彼女も、
自然死や不慮の事故で死んでしまった動物だけを
使用しているとのこと。




そして、剥製と並んで好きなのが、ホルマリン漬け。

日本で数少ないアート剥製師のネクロさん
http://neqro.blog76.fc2.com/
の作品「身体改造ネズミのホルマリン漬け」も大切な宝物です↓



剥製繋がりで、
おすすめの映画は、「タクシデルミア ある剥製師の遺言」。
http://www.espace-sarou.co.jp/taxidermia/

生肉パッケージが素敵なDVD!↓

劇中登場する剥製達も個性的なの↓ヒデブッ。

「戦争の中で人は生命力にあふれ、
平和な現代では死んだように生きている。
そうした皮肉な対照を通じ、
家族の歴史を描こうと思った」
と、パールフィ・ジョルジ監督。


ざっとあらすじ↓

ラヨシュ(マルク・ビシュショフ)は、
ハンガリーで剥製店を営んでいる。
肥満症となり身動きできない父親を献身的に世話をするラヨシュ。
しかし父親は、
体躯が細く寡黙なラヨシュに愛情の欠片さえ見せようとしない。
ラヨシュは自らの欲求不満と想像力を糧に
アートとしての「剥製術」に没頭し、究極の剥製作りを目指す。
なぜラヨシュは剥製にこだわるのか?
そして、彼が目指す究極の剥製とは何なのか?


前半、大食い退会にてかなりな頻度で
豪快なゲロシーンがあるので、
苦手な人は、注意ですぞ。




病死した子豚の剥製による
4000ドルの貯金箱なアートに非難。
問題になった剥製作品。
作者いわく「豚皮のベルトと何が違うんだ?」↓


好きな作品↓
小谷元彦「Human Lesson (Dress 01)」1996年↓

「エレクトロ(バンビ)」2003年↓

「木彫で扱う木材はそもそも“木の死体”であり、
動物の死体である剥製はそれと同様のこと」と小谷氏。


名和晃平「PixCell-Double Bambi」2011年
全身を透明の球体で覆われた美しい剥製のバンビ↓


Frederique Morrel(フレデリック・モレル)
ゴブラン織りの剥製作品↓





考えさせられる剥製作品↓
ウィルデルヴォイ師の「タトゥー入り豚の剥製」↓

この作品は非常に人気があるらしく、
聖母マリア」をモチーフの作品は、
15万ユーロ(1600万円)で売れたとのこと。

ウィルデルヴォイ氏は今、
動物虐待の制限の少ない中国に
活動の拠点を移しているとのこと。
作品は生後3ヶ月ほどの生きた子豚に、
全身麻酔を施し、タトゥーを入れて、
生育を待って剥製にしてるそうです。


う〜ん。。。
生きたまま子豚にタトゥー。。。
残酷に感じるのは私だけ?

でも、家畜として生まれ、狭い敷地でストレスを感じ、
殺され、ソーセージになる豚と変わらないといえば変わらない。


食肉断固反対のヴィーガン
焼肉大好きな人、
その間で揺らぎ悩む人。


せめて生きている間、
恐怖や痛みや苦痛が伴わないようにと願う気持ち。




残酷の基準も人それぞれ。


自然死の個体を剥製にしたアート作品より、
生きたまま皮を剥がれて作られる毛皮や、
ミュールシングされた羊
( mulesing は、羊への蛆虫の寄生を防ぐため、
子羊の臀部(陰部と表現されることもある)の皮膚と肉を
無麻酔で切り取ること)のウール製品のほうが残酷だと思う。


購入するなら、
自然死の剥製を購入したい。


剥製嫌いな人たちにとっては、
どうでもいい線引きだと思うけど。

私にとっては、大切。












今日のキティは、
キティピザ↓もうぐっちゃぐちゃ。










そして↓

ガンガル。。。。。。
強いのか?ガンガル。。。。。



















自分の人生を生き尽くせ!ビバサンリオ!