「薩摩琵琶とガーリー」

girly    girly    girly   。。。。。

心をノックする甘い響き。


それはgirlyなの?
girlyじゃないの?



それだけが問題だわ。



私は薩摩琵琶奏者。
平安時代の壇の浦と、現代の目黒区を行ったり来たりの毎日。


ふと、妄想の世界へ。。。


江戸時代に住む、ガーリーなお侍さん。
私と彼との出会いは、

私が帰り際、ハローキティのデコミラーを置き忘れてしまったのが事の発端。

「カワイイーーーーー!」と、心の中で絶叫するお侍さん。

江戸時代に、間違ってキティちゃんの洗礼を受けてしまった
中身がガーリーなお侍さんからの手紙。
「キティちゃんによって時代が変わってしまう!」という私の罪悪感をよそに、
タイムトンネルである木のほこらを通じて、
私とガーリーなお侍さんとの「カワイイものみっけ!」往復書簡が始まる(!)


。。。。。。。


えっ?ガーリーって何??
っていう声がちらほら。

可愛らしいって事??カワイイものを身につけた人の事??
女の子らしい雰囲気全般とか???
う〜ん、なんかうまく説明できないわ。

ぐぐってみたら、こんな説明が↓


ガーリー:girly
少女(時代)の。少女らしい。娘のような。
女の子のような。  
girlish。
形容だけではなく、考え方や雰囲気もいう。

ガーリーな雰囲気、
ニューガーリー
ガーリッシュな甘さ、
ガーリーテイスト、
ガーリー&リラックス(??)など。
語源となる売春婦=ガーリーgirlie)という意味にこだわらず、
女性らしさの見直しや、キッチュな女らしさ、セクシーだけどキュート、
あくまでも女性らしさを失わず、
いかに変化発展していくかを楽しみながらチャレンジする姿勢への賞賛。

レディスファッションを語る上で、
どこか女の子らしさを持たせること、
またその様相やコーディネート。
1990 年代中盤のアメリカで発祥したといわれる。


ふ〜ん。

私は琵琶奏者という、ガーリーとはほど遠い世界に身をおいているけど、
幼い頃からのガーリー熱は半端無いのです。

それはあくまで心の中で、なんだけどね。

というのも、
男の子を熱望し、男の子の名前ばかりを考えてた両親の元に産まれた私は女の子。。。
とことんボーイッシュに育てられ、
フリルやレースやピンクとは隔離された環境に置かれ、
モンチッチのような髪型でオーバーオールを着させられた私は、
男の子にばかり間違われ、
リボンの騎士のサファイヤ王子に自分を重ね、
キャンディキャンディのくるくるロンゲとデカりぼんに
密かに憧れを抱いていたのでした。


モンチッチ↓猿ん子みたいだった私のあだ名はキッキ。。

女の子と男の子、両方の気持ちを持つサファイア王子↓デカりぼん

くるくるロンゲにデカりぼん↓

キティはどこでもくいこんできます↓さすがキティ!




そんな両親のボーイッシュ洗脳により、
いつからかそういった女の子らしい物を自然と嫌悪するようになり、
中学生の時は、

「制服のスカート断固反対!」

と一人で暴動をおこし、パンツスタイルで登校。

セックスピストルズでパンク音楽とパンクファッションに目覚め、
大人に混ざりパンクバンドを結成。
バンド名は「脳梅毒」。。。。

カワイイ物に対する思いは完全に封じ込め、ヘッドバッキングでシャウトする
ガーリーとはほど遠い毎日。。。


そのかわりカッコいい事には敏感で、
その後、ストーンズやパティスミスやドアーズなどを聞きあさり、
すっかりロックテイストに染まり、ロック男子のような風貌で琵琶の道へ。

最高にロックでパンクな鶴田錦史に弟子入りし、
長い髪を熱望する師匠の思いを裏切るように、ベリーショート期に突入。

メイクも拒否し、ガーリーを拒絶する日々。

その後、中村鶴城に師事、

独り立ちし、自由な世界へ。。



琵琶+テクノ+ダンスユニット「成仏」ではガーリーな要素を盛り込み、


「ファッションと恋愛にしか興味のない渋谷の女子高生だって、
戦争になればキティちゃん片手に戦うわ!」

をテーマに、
オーストリアはウィーンでライブを敢行。

キティちゃんやミッフィーちゃんが浸透していないウィーンで、
何人かのガーリー信者を生み出したのでした。



そして、このユニットでオトギノマキコという生涯の友、サンリオ同志と出会ったのです。


「成仏」時代の、オトギノマキコちゃんと私↓


ルーズソックスで薩摩琵琶↓ウィーン公演



こうして、徐々に高まるガーリー熱。



薩摩琵琶とガーリー。。。。このミスマッチ。


心のどこかに残る気恥ずかしさ。。。。



う〜、ぶるぶるぶる。。

悪寒がする。。。。



隠れキリシタンのごとく、長年心の中に閉まっていたガーリー信仰。
ずっと封じ込めていたガーリー熱は、
ボーイッシュなサラサラ体液をついに沸騰ドロドロ分解。

体の穴という穴からデカリボンとか、くるくるヘアとか、ピンクとか、水玉とか、
二頭身の生き物とか、レースとかフリルとか、オーガンジーとかが、
ノロウィルルスに感染した吐瀉物の如く天高く吹き出した時、
私は、素直なまっさらな心でサンリオ洗礼を受けたのでした。




「こんにちわ、キティちゃん。。。。。。」


「こんにちわ、二頭身の生き物たち。」



それからというもの、iPhoneはポケットにしまえないくらいキティデコで膨らみ、
チューニングメーターは機能に関係無いラインストーンで光輝き、
パンクとガーリーな服に身を包み、
「アンテプリマ」のマイメロディ3Dバッグとクロミ3Dバッグを小脇に、
ガーリーなアンテナを張り巡らす幸せな毎日。

マイメロディ3Dバッグ↓物はあまり入らないけど(笑)

クロミ3Dバッグ↓


なんだかやっと女子になれた気分。。。ちょっと遅かったけれど。。。


幼き頃に通ってこなかった道へ大人になってから踏み込むと、
それはそれはハマってしまうものなのです。


そんなわけで、ただいま独断と偏見によるガーリー道を爆走中。



こうして薩摩琵琶とガーリーは私を介して不思議な繋がりを持ったのです。




自分の人生を生き尽くせ!ビバサンリオ!